リーディング1周年記念?

リーディング1周年記念?

毎日リーディング結果を呟き始めてから1年経ちました!

『日本の妖怪カード』公式アカウントをご覧の皆さま、フォロワーの皆さま、いつも「いいね」を押してくださる皆さま、ありがとうございます。こちらのアカウントで毎日カードリーディングを始めてから、ちょうど1年になりました。この場をお借りして皆さまへお礼を申し上げます。

そして最近になってご覧いただくようになった方、フォロワーさまへ、改めてこのアカウントについての説明をさせていただきます。

このアカウントでは、私、藍伽が毎日夕刻〈逢魔時〉に『日本の妖怪カード』を引いた結果を呟いています。現在は想定質問に答える、自称「バッティングセンター方式」のカードリーディングです。メッセージは妖怪の伝説やその中のキーワードからのインスピレーションが中心です。

カードリーディングがお好きな方、占いやスピリチュアルにご興味がある方にとっては「妖怪って何?どんな存在なの?」となるでしょう。
そして妖怪がお好きでもカードリーディングをご存じない方は「このカードリーディングとは何ぞや?」と思っていらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方々にも楽しんでいただけるといいな、という思いを込めて、これからもツイートを続けていきたいと思っております。
時々
「なんでそんなリーディングになるの?」
「なんだ、その妖怪の解釈は?!」
ということがあったとしても、暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。

今後もどうぞ宜しくお願いします。

『日本の妖怪カード』ができるまで その3

大変久しぶりの更新となりました。
そしてその間にですね、なんと、Twitterのフォロワーさんが300名を超えました!
皆さま、ありがとうございます!!
細々と運営しているTwitterアカウントなので、気づいて、読んで、フォローしてくださる方がいらっしゃるという、本当にありがたいことでございます。どうかこれからも飽きずにお付き合いください。

さて、だいぶ時間が過ぎてしまいましたが、前回『日本の妖怪カード』を出版する前に、私の発信することに説得力を持たせるための孤独な戦いが始まった……というところまで書いております。

この「孤独な戦い」とは何か?
それは……「境港妖怪検定」を取得すること、でした。

境港妖怪検定、このブログをご覧いただいている方はご存知かもしせませんが、水木しげる御大の出身地、鳥取県境港市が主催する検定試験で、「日本各地に伝わった様々な妖怪伝説の知識を「資格」として認定する」という位置付けとなっています。
まず、手始めにこれを取得してみようじゃないか。と思い立ったワタクシ。公式テキストを入手して勉強し、2009年秋に初級に合格しました。

ここまでは比較的簡単だったのですが、問題はここから。
まず、2009年当時、初級試験だけは東京都調布市でも受験できたのですが、中級は境港市まで出向かないと受けることができなかった、という点。そしてもう一つ、中級になると合格率が一気に下がるのです。2009年の初級の合格率が79.7%なのに対して、中級は16%。なんなのその狭き門は?

これはある程度本腰を入れる必要があるぞよ、と決意も新たにした2010年。秋に境港に乗り込んで(?)中級試験を受けるための「受験勉強」が始まったわけです。

ツイートを深掘りしてみる その2

ツイートした時は「ちょっと言葉がキツいかな」
と心配になりました……

予想外の反響をいただいたものや、Twitterの文字数では表現しきれない内容をお伝えしたいものなどをピックアップして、深掘りするコーナー。
第2回目は12月2日(木)のツイートから。
〈家族が趣味に理解を示さないことでお悩みの方へ〉→引いたカードは「天降女子」でした。
メッセージは「趣味に文句を言うのは、「こうあるべき」という価値観を押し付けようとしているのかも。仮に相手が家族でも、大切なものを明け渡さないように、静かに後退りしましょう。」
「(親として)(男の子だから)(女なのに)「こうあるべき」という意見と共に差し出されるのは善意でコーティングされた支配欲です。受け取るかどうか慎重に判断し、時には払い除ける勇気も必要です。本当に大好きなことを手放してしまわないよう、しっかり握りしめておきましょう。」

このツイートに関しては、まさに予想外の反響でした。
と、いうのもツイートしてから、言葉のチョイスがキツすぎたかな、と心配になったのです。
「価値観の押し付け」「善意でコーティングされた支配欲」……ちょっとドキドキ……。

実際、これって難しい問題だな、と思うのですよ。例えば夫が(もしくが妻が)家庭生活を完璧に放棄して趣味に明け暮れていたら、それは理解してもらえなくて当然だし、お金がかかる趣味の場合は?危険を伴う趣味の場合は?などなど、条件次第で変わってきてしまいますよね。
ただ、このツイートに関しては、常識の範囲で通常であれば認めてもらえるはずの趣味について理解してもらえない場合、と設定させていただきました。

そして、結果的に多くの方の「いいね!」をいただいたわけですが(皆様ありがとうございます!)この問題に悩まれていらっしゃる方ってたくさんいらっしゃるのかな、と感じたのです。
特に「占いが好き」「スピリチュアルなものが好き」「妖怪が好き(!)」というような方の場合、これは結構現実的な悩みなのかもしれません。

カードの「天降女子」(あもれうなぐ、と読みます)は美しい天女で、妖艶に微笑みながら手に持った柄杓の水を差し出してきますが、この水を飲むと魂を奪われてしまうそうです。
回避する方法は2つ。微笑まれた時に睨み返すことと、柄杓を下から支えるように受け取ること。そうすれば魂を奪われずに済むのだとか。

「家庭があるのだからそんな趣味に時間を使うのはやめなさい」
「いい年なんだからもうそんな子供っぽいことはやめなさい」
などなど、こういう言葉の後にはかなりの確率で「あなたのためを思って言っている」という台詞が追加されます(実際にそう言わなくても、それが前提になっている)。

でもですよ、本当に「あなたのため」を思っているなら、楽しんでやっていることに水を差すのはおかしな話。むしろなんとかその楽しみを持続できるように応援してもらいたいですよね。

そんなわけで、天降女子の微笑みを睨み返すように、毅然とした態度で対応したいものです。本当に好きなことは、それが占いでもスピリチュアルでも妖怪でも、奪われないようにしたいですね!

ツイートを深掘りしてみる その1

いまだに「いいね」の数とツイート内容の関連性は
よくわかっていない私です

今、私がTwitterで毎日展開しているのは、仮想のお悩み……世間の方が悩んでいそうな内容を設定し、それに対してカードを引く、というツイートです。

名付けて「バッティングセンター方式」。

その中で、予想外の反響をいただいたものや、Twitterの文字数では表現しきれない内容をお伝えしたいものなどをピックアップして、ここで深掘りしていきたいと思います。

第一回目は、10月11日(月)のツイートから。
〈職場を追われ、苦しんでいる方へ〉→引いたカードは「清姫」でした。
メッセージは、「図らずも仕事の場から離れてしまったのなら、そこはあなたに合わない場所だったのです。今は怒りや嘆きもあるかもしれませんが、あなたに合う場所を探して、もっと幸せになれば良いのです。」

リストラされたり、不本意な退職をすることになったりした場合をイメージしたリーディングだったのですが、「リストラ」という単語は少し刺激が強すぎるかと思い、表現を変えました。

さて、この清姫ですが、『日本の妖怪カード』の中では比較的知名度が高い方ではないでしょうか?和歌山県の道成寺にまつわる「安珍・清姫伝説」のメインキャラクター(?!)です。
「熊野の帰りにまた立ち寄る」という約束を破った修行僧の安珍を追う清姫が、怒りのあまり火を吐く大蛇となって、安珍が逃げ込んだ鐘ごと焼き尽くした……と、これが大体のストーリーです。

が、面白いのはディテールが少しずつ違うバージョンが存在していること。それを大まかに分けると
1. 安珍は真面目な男で、修行僧のため妻帯することはできないのに清姫に好かれて困り果てた
2. 安珍が適当に「嫁にしたい」と言ったことを清姫が本気にしたので困って逃げ出した
というパターンに分かれるのですが……これ、だいぶ印象が違ってきませんか?

1のパターンの場合は、安珍も可哀想というか、清姫のヤンデレ感が強調されてしまいますが、2のパターンだと安珍、自業自得……。
これはきっと、この伝説を言い伝えた人の意図せぬ思いとか、口承の担い手の性別とかによって、少しずつ分岐してきた結果なのだと思うのですが、ワタクシ藍伽、2のパターンを支持しています。
なぜなら!安珍が逃げ込んだ先の道成寺の僧も言っているのです。

「ただ置け、これほどのものを。」(意訳:こんな奴放っておこうぜ)

現代なら(苦笑)ってつきそうなセリフ。
それでも道成寺の皆さんは安珍を匿ってあげようとしたのですが、その結果、清姫(火を吐く大蛇ver)に乗り込まれたのですから、とんだ災難でしたね。

そして、どうしても不思議なのは清姫のこの執着心です。常識的に考えて、嘘をついてまで身を隠そうとした相手なんて、仮に捕まえたとしても一緒にいるに値しないですよね?
美人とされている清姫、絶対にもっとマシな人と出会えたと思うのです(まぁ、それを言ってしまうと、色々な民話・伝承が成立しなくなってしまうのですが)。

で、ツイート内容に戻るのですが……。
リストラされたにせよ、肩を叩かれたにせよ、その会社に無理に残ったとしても幸せにはなれないと思うのです。だったらさっさと立ち去って、もっと自分が輝ける場所を見つけた方が良いに決まっています。なんなら幸せいっぱいの顔で、「あの頃はお世話になりました!」って挨拶に行ってやれば良いのです。

悩みに悩んで、トグロを巻いた大蛇のように思考がグルグルとしてしまう前に、自分から見切りをつけて、新たな一歩を踏み出せたら良いな。と、そんなメッセージとなりました。
このツイートは10月末現在、一番たくさんの「いいね」をいただいています。少しだけでも皆さんの心に響いていたら嬉しく思います。

『日本の妖怪カード』ができるまで その2

一番の問題は……「あんた、誰やねん」

そんなわけで、フルスロットルでスタートを切った『日本の妖怪カード』の企画なのですが……もちろんすんなりと企画が通ったわけではありません。

2021年現在、オラクルカードやそれに類するようなカードは多種多様で、個性的なモチーフのものも多数存在します。
ですが、私が『日本の妖怪カード』の企画書を書いていた2008年頃には、まだまだ「明るくて」「前向きな」メッセージを受け取ることができるオラクルカードが主流。「妖怪」という闇や影の部分に目を向けるようなモチーフのカードが受け入れてもらえるかどうか、全くの未知数だったのです。

私は、人間は誰でも明るく前向きなだけではなく、嫌な部分や自分でも制御困難な部分を抱えていて、それらをも上手く付き合っていく必要があると考え、『日本の妖怪カード』がその手助けをできるのでは?と思っていました。今でもその思いは変わっていません。
……ですが、2008年のオラクルカード界に一石を投じるには、圧倒的に足りないものがあったのです。それは〈私の知名度〉。実績、という言葉に置き換えても良いでしょう。
どこからどう見ても、この世に数多いるデザイナーの一人でしかないワタクシ。そこに「妖怪好き」なんていう奇妙なキーワードが付属したところで、誰が私の作るカードなど気に留めてくださるのでしょうか???

いや、この点も2021年である現在は、だいぶ状況が変わっていると思います。個人の方が自費出版で魅力的なカードをたくさん出版されていますし、その中から増刷を繰り返すヒット作になったものもたくさんあります。
ただ、2008年は、オラクルカードは出版社から発行されるものであり、ドリーン・バーチュー博士のような大人気の作者さまのカードが市場を占めていた、そんな時期だったのです。

そこで私は私なりに考えました。この私が発信することに説得力を持たせるためにどうしたら良いか?カードを手に取ってくださる方……それ以前に、出版社の方を納得させるためにはどうしたら良いか?
こうして「カードを出版する」より前に、私の孤独な戦いが始まったのです。

ようかいの〜せいなのね、そうなのね♪

こんなタイトルをつけておきながら、
『妖怪ウォッチ』については詳しくないのです。

このブログをご覧の皆さま、昨夜の地震は大丈夫でしたか?
私は現在、東京都下に住んでいますが、流石にちょっと不安になるほどの揺れを感じました。
実際には近くで寝ていたおネコ様を守ろうとして覆い被さり、迷惑そうな顔をされた程度だったのですが、落ち着かない一夜を過ごしたのは、やはり3.11の記憶があるからかもしれません。

地震が起きるたびに思い出すのが、江戸時代に流行したという「鯰絵」についてです。

江戸時代にももちろん地震は発生し、現代よりも建築物の構造が脆弱だったわけですから、被害も甚大だったはず。そんな中で、大きな地震が起きると「鯰絵」が人々の間で持て囃された、ということを、非常に興味深く感じています。

地震を起こした鯰を懲らしめていたり、逆に鯰が復興作業を手伝っていたり、地震の後に一儲けできた大工たちが鯰を接待していたりと、そのセンスにはただただ脱帽です。

地震は地中に潜む鯰が起こしている……そんなことを江戸時代の人々だって信じていたわけではありません。それでも、起きてしまった災害について嘆き悲しんでいても仕方がない。そんな気持ちから、鯰を風刺画に描いて笑い飛ばそうとしたそうなのです。

まさに、「妖怪(かどうかは微妙ですが)のせいなのねっ」といったところでしょうか?なんとも逞しい精神ですよね。
災害は起きてほしくはないですし、深刻なことを茶化したり面白がったりするつもりは全くありません。
ただ、かつての日本人のこういうメンタリティはすごい!と思いますし、私たちの国の文化として誇りに思っていたいとも思っています。

地獄への道は善意で舗装されている……のか?

表題の言葉について、私は「本人が善意のつもりでも必ずしも良い結果を生まない」という意味で捉えていましたが、「善意で行動しても、やり遂げる実力がなければ地獄へと落ちるだろう」という意味もあるのですね。
いずれにしても、なかなか厳しい格言です。

仰々しいタイトルで始まりましたが、内容は至って平和なご報告です。
先日、銀座にて地獄の世界……銀座松屋で開催されていた『鬼灯の冷徹 原画展』を堪能してきました。
奇しくも〈緊急事態宣言〉解除後初の週末ということで、そこに至る道のりは善意でも悪意でもなく、人混みでした。

『鬼灯の冷徹』は昨年完結したマンガです。私のTwitterやブログを読んでいただいている方や、妖怪が好きだという(奇特な)方には広く知られているのではないでしょうか?
なんと、「地獄の日常」を描いたという振り切ったテーマのギャグマンガ。私たちがこの世で仕事をしたり、遊びに出かけたり、趣味を楽しんだりするのと同様に、地獄(というか、あの世)でも獄卒たちが働いていたり、アイドルの応援をしたり、飲み会を開催したりしているという……。

このなんとも特殊なテーマをマンガに描くセンス、エンターテインメントに落とし込むスキル、シュールながらも思わず笑ってしまう物語を生み出すストーリーテラーとしての技術に心から脱帽です!

会場に飾られていた原画は美しい色彩で、眼福の一言。コスプレしてきている方もいらっしゃるなど、地獄とは思えないほど華やかな空間でした。

せっかくなので、ちょっとどうかしている感じの写真をパチリ。↓

ちなみにこの『鬼灯の冷徹』、本職のお坊さまが「地獄について知りたかったら、僕の話を聞くよりも『鬼灯の冷徹』を全巻読んだほうが早いですよ」というほどに考証がしっかりしています。
地獄について知りたい方、オススメですよ!

『日本の妖怪カード』ができるまで その1

『日本の神様カード』というものがあるのだから、
『日本の妖怪カード』があっても良いのでは?!

という、我ながら謎すぎる発送から企画をスタートさせた『日本の妖怪カード』。ご縁のあったオラクルカード・タロットカード専門の出版社である〈株式会社ヴィジョナリー・カンパニー〉さまに提案すべく、企画書というものを作ってみたのが2008年ごろだったと記憶しています。

上の画像が、その時に作った企画書です。
今、改めて見返すと面白いものですね(他人事……)。

・とにかく勢いだけはすごい。
・文字が細かい。これを提出されたら、読むのは大変だっだことでしょう……。
・妖怪に興味がないととにかくツラい妖怪名の羅列。

などなど、セルフツッコミどころ満載の企画書ではありますが、兎にも角にもこのA4用紙4枚の企画書から『日本の妖怪カード』の制作がスタートしたのです。

突然ですが、ブログを始めました

突然ですが、ブログを始めてみることにしました。

2021年4月1日から、ツイッターで毎日カードを引いて、メッセージを発信するという試みを続けている私ですが、ツイッターの文字数では表現しきれないことや、補足情報としてお伝えしたいことなどが増えてきました。

こちらのブログでは、『日本の妖怪カード』に関連することだけでなく、カードには登場しない妖怪についてや、妖怪は登場しないけれど魅力的な民話・伝承について、そして少しだけ私・藍伽の日常について記していこうと思います。

お付き合いいただければ幸いです。